不動産一括査定

都内の一軒家を不動産一括査定【計11社】してみてわかったこと

更新日:

父が一人で暮らしている家を今後どのように取り扱うか検討するために、不動産一括査定を利用して売却価格を算出することにしました。

父が住んでいるのは東京都中野区の一軒家。販売時期が未定のため、机上査定にて依頼をしました。

参照: 訪問査定と机上査定の特徴と、机上査定をしてわかったこと

この記事をざっくり言うと

東京都中野区の一家屋を不動産一括査定4社を使って査定してみた…

え!同じ不動産なのに査定額が◯◯◯◯万円違う!?

不動産査定をするとしつこく営業されるの!?

 

今回利用した不動産一括査定会社

今回申し込んだ不動産一括査定会社は4社で、合計11社の不動産会社に査定を申し込みました。

査定をする物件

住所 東京都中野区
土地面積 73㎡
建物面積 134㎡
構造 鉄骨造
築年数 29年
間取り 5LDK
最寄り駅  徒歩13分
その他 住宅地/徒歩3分圏内に公園あり/土地は整形/
風呂・キッチンリフォーム済/居住中

不動産一括査定会社と査定してもらった不動産会社一覧

 

マンション売却、不動産売却のイエイ スターツピタッとハウス
東急リバブル
小田急不動産
三井不動産リアルティ
住友不動産販売
大成有楽不動産販売株式会社
住友林業ホームサービス株式会社
三菱UFJ不動産販売株式会社
野村の仲介+ 野村不動産アーバンネット株式会社
京王不動産株式会社
朝日住宅
イエウール スターツピタッとハウス

 

※今回の査定対象物件だと上記の不動産会社が該当しましたが、条件が違う場合は査定する不動産会社も異なります。

不動産一括査定の申し込み方法

不動産一括査定の申込みは、思っていた以上に簡単でした。どの一括査定会社もわかりやすいフォームで入力できますので頭を悩ませる事はないでしょう。

それでは、すまいValueでの入力例を見ていきましょう。

参照:不動産一括査定に申し込む前に準備することは?

1,すまいValue

①物件の種類と住所

 

②物件の情報

建物面積/土地面積

事前に取得していた土地・建物謄本からデータ入力

築年数

事前に取得していた建物謄本からデータ入力

間取り

洋室4部屋、和室1部屋、リビング&キッチンで「5DK」を選択

物件の状態

父が住んでいるため「居住中」と入力

物件の所有者

物件の所有者は父なので「家族所有」を選択

査定方法

売却時期は未定であるため、「机上査定」を選択

 

③個人情報

名前/年齢/メールアドレス/電話番号/現住所

私は現在長野に住んでいるのですが、定期的に東京に帰っているので「現住所と同じ」を選択しました。

④査定不動産会社の選択

査定を依頼する不動産業者を選定します。

すまいValueは大手6社の不動産会社に査定をしてもらえるのが特徴です。

今回は複数の不動産会社で査定をしてもらえましたが、地域によっては不動産屋の数が少ない場合もあります。

参照:「すまいValue」で不動産一括査定をしてわかった良い点と悪い点を解説

2,RE Guide

3,
不動産売却のイエイ

参照:「イエイ」で不動産一括査定をしてわかった良い手と悪い点を解説

4,HOME4U




参照:HOME4Uで不動産一括査定をしてわかった良い点と悪い点を解説

5,イエウール

 

不動産会社からの連絡手段とやりとりの内容

不動産会社からの連絡は、11社中8社が電話、3社はメールにて連絡がありました。

最初の連絡は申込後20分でかかってきました。翌日にはすべての会社連絡があり、連絡の早くさに驚きました。

※不動産一括査定の担当者に聞いたのですが一括査定の申込みを受けて、面談まで行くのは5件中1件ほどなんだとか。一括査定ですと、複数の不動産会社とやり取りをするので、後から連絡する会社は連絡が取れなくなる可能性が高いため、早めに連絡を取るそうです。

 

不動産会社とのやりとりで伝えられたのは「実際に訪問したい意向」、つまり「訪問査定できますか?」ってこと。

現地調査をして関係者と面談することに重きを置いていることがよくわかります。

不動産会社との電話でのやりとりは以下のようなものでした。

☓☓不動産会社
この度は◯◯(不動産一括査定サービス)を活用して査定してくれてどうもありがとうございます。早速ですが、お話をお伺いしたいのですがよろしいでしょうか?

査定依頼者
よろしくお願いします

☓☓不動産会社
よろしければ、ご自宅まで行って査定をさせていただいてよろしいでしょうか?

査定依頼者
それは構いませんが、簡易査定でもそこまでしていただけるのでしょうか?

☓☓不動産会社
はい、よろしければご自宅の中を見させていただければと思うのですが?

査定依頼者
まだ売却時期が未定ですので、内覧はなしでもいいですか?

☓☓不動産会社
なるほど…それでは、物件の近くまで行って、外観だけでも確認してもでしょうか?

査定依頼者
はい。よろしくお願いします。

 

その他、各不動産会社から聞かれた質問をまとめると、

    • 不動産の居住状況は?
    • 家族の状況は?
    • リフォームしたことはありますか?
    • 今後の不動産の売却は?
    • 他の不動産会社からも連絡ありましたよね?

申込時に電話不可訪問不可と伝えればメールだけでもやり取りできますので、「机上査定だけで十分」という方は、備考欄にしっかり記入しましょう。

また、電話の受けられる時間などもを記載するとスムーズに連絡がとれます。

査定書の内容

不動産査定書
郵送 メール 手渡し
6件 4件 1件

 

査定依頼当日にメールで査定結果を送ってきた会社もありました。

郵送で送られてくる査定書は査定書は謄本や公図などを取得してから送られてくるので、約一週間程度かかります。

訪問査定を受けた会社は、訪問した翌日に査定結果をもらうことができました。「直接会って渡したい」と言われたので直接説明を受けました。直接会って説明を受けると理解度がグンと上がります。

参照:訪問査定と机上査定の査定結果を比較

不動産査定書の内容

査定書は細かな違いはありますが、どこの会社もほぼ同様の内容が記載されています。

それでは内容を見ていきます。

査定不動産の概要

建物の概要/不動産の概要

不動産の特徴に書かれているセールスポイントは客観的にみた物件の良い点が書かれています。ここに書いてあるセールスポイントは不動産売却に向けての武器になりますので、しっかり理解しておきましょう。

周囲の取引事例

近隣の取引事例や、周辺の売出事例が記載されています。ここでの事例が査定を依頼した物件の基準額になります。

土地の試算

近隣の類似した取引事例と比較をして査定額を算出しています。土地の交通/環境/道路/等の評価がわかります。今回査定した物件は交通の便が悪く、接道の条件が良いことがわかります。

建物の試算

物件の新築想定価格を残りの耐用年数で割り戻して計算します。今回のケースでは鉄骨造の耐用年数35年、そのうち29年が経過しているので、下図の計算になります。木造物件の耐用年数は22年です。築30年が経過したら建物の価値がなくなってしまうのは残念ですね…

査定不動産の試算

土地の査定額+建物の査定額=不動産の査定額

売出価格の提案

不動産の査定額から95%〜110%を売出価格として提示されます。

近隣エリアの不動産の市況で提示される不動産価格が変わります。

 

メールでの査定

メールでの査定はかなり簡易的でした。この内容だったら不動産会社に依頼しなくてもいいかもしれませんね。




不動産査定結果一覧

最後に不動産査定額の一覧と、連絡手段をまとめます。

不動産会社名 査定額 連絡手段  査定書の郵送方法
大手A社 5,441万円 メール メール
大手B社 4,522万円 電話/メール レターパック
大手C社 メール メール
大手D社 5,970万円 電話/メール レターパック
大手E社 4,460万円 電話/メール 宅急便
準大手F社 5,280万円 電話/メール レターパック
準大手G社 5,107万円 電話/メール/面談 手渡し
大手H社 メール
大手I社 メール メール
準大手J社 電話/メール
準大手K社 5,880万円 電話/メール メール&ポスト投函

 

最高査定額は、5,970万円。最低査定額は4,460万円でした。この金額はあくまでも査定金額ですが、差額約1,500万円には驚きです。

土地の価格については、ほとんどの不動産会社で取引事例比較法を採用していました。近隣エリアで高値での不動産取引実績のある不動産会社は高い査定額を提示しているようです。近隣での取引実績データを持っている会社ほど高値の査定額を提示できるのですね。

ちなみに、最高査定額、最低査定額ともに大手財閥系不動産会社でした。

参照:不動産査定方法の基本【取引事例比較法】

査定額で気になったのは築30年の鉄骨造の建物査定額が200万円〜1,000万円と差があったこと。

鉄骨造の建物の耐用年数は34年なので、ほぼ価値がないと思うのですが…(実際は外装・内装ともリフォームしていますので、再利用不可というレベルではない物件の質だとは思うのですが…)

実際に訪問して現地確認をした先と、情報だけで査定した先の差が価格に反映されるのだと思います。

こういった部分の判断はそれぞれの不動産会社の考え方によって異なりますので、実際に査定をしてみてください。

不動産一括査定まとめ

不動産一括査定をして、査定額に1,500万円も差が出るとは思いませんでした。

査定額の差にも驚きましたが、複数の不動産会社の査定をすることで、査定額の妥当性がよくわかります。

査定額=売却額ではありませんのが、評価される点や、評価されない点、近隣地域での過去の取引事例なども知れるのは非常に価値があることだと感じました。

営業マンの対応も様々で、「とにかく家に行きたい」雰囲気の営業マンもいれば、「あなたの選択肢の一つになりたいです」という切り口で提案してくる営業マンも。

一つの不動産会社に査定を依頼しただけでは、比較ができないのでこうした情報を持って売却できるのはとても有利だと感じました。

「勧誘の電話やメールがすごいのでは…?」と不安に思っていましたが、契約を迫られたり、しつこく電話をされることも一切ありませんでした。

今回の不動産査定を受けて、思っていた以上に高額の査定額に驚きました。今後は父と売却という選択肢をより具体的に考えていこうと思います。

不動産一括査定のハードルは想像していたより低いものでした。査定をしようか悩んでいる方がいれば、一度査定をしてみてはいかがでしょうか?

不動産一括査定をしてわかったこと

不動産査定はとにかく便利で効率が良い

最高査定額と最低査定額の差は1,500万円

大手だから査定額が高いわけではない

机上査定を申し込んでも訪問査定したがる

しつこい営業はない

比較対象が少ないと判断できないので、少なくとも5社には査定してもらった方がいい

一度に複数の一括査定会社に申し込むと電話やメールの対応が大変







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